引用元
1 :名も無き被検体774号+:2024/02/21(水) 19:28:15.87 ID:uEBp1Vw+0.net
おかげさまで3スレ目
現役アニメ監督・演出家の>>1が質問に基本的に全レスします
業界談義から演出論、作画語り等々なんでもどうぞ
・長文レス気味なので耐性ある人向け
・過去レス全部嫁とかは言わないので、ご新規も気軽にどうぞ
【過去スレ】
アニメ監督だけど質問ある?
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1656615539/
アニメ監督だけど質問ある? 2カット目
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1671467769/
アニメ監督だけど質問ある? 3カット目
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1681916151/
357 :1 :2024/05/25(土) 15:10:09.43 ID:Q7Vhb+990.net
>>355
なんの話かわからん
記事とかになってるならソースくれ
235 :名も無き被検体774号+:2024/04/21(日) 02:38:05.41 ID:Srr77HPt0.net
>>232
ガルクラは逆にフルアニメ志向みたいな印象でした
同日に放送してるハイスピードエトワールが絵柄は原作イラストに近いものの
2Dアニメ的な演出と動きだなと
551 :名も無き被検体774号+:2024/07/10(水) 06:40:09.27 ID:InSYKIA/0.net
通常の制作の人に内製の会社は作れないし管理も出来ない、という業界の方のツイートを見て最近内製志向に対する考え方が少し変わりました
1監督はこの考え方はどう思われますか?
508 :名も無き被検体774号+:2024/07/02(火) 09:45:47.12 ID:Yns0mSod0.net
2周年おめでとうございます!
また重箱の隅をつつくような質問で恐縮ですが
スタッフ発表のリリースとかインタビューとかの「監督は『✕✕』や『△△』の〇〇氏」みたいな紹介の仕方について
誰もが知る監督作があればそれを、初監督なら演出で参加した作品を挙げることに異論はないと思うのですが
監督作があるのに有名作品の演出のほうが挙げられてて「あれ、この方初監督だっけ?」となった経験が何度かありました
あの部分って誰が決めてるんでしょうか?
リリースなら広報担当者かなと思うんですが監督自身に確認が入ったりしますか?
インタビューならリリースからの抜き書きか、インタビュアーまたは編集者が独自に選んでたりするんでしょうか?
114 :名も無き被検体774号+:2024/03/16(土) 09:57:34.03 ID:0dlovnsv0.net
前スレ(3カット目)の789で思っていたことが何個かあるので1つずつ返信しようと思います。
>日本の漫画業界が『なろう』を焼き畑してる間に
ぶっちゃけ、『なろう』の焼畑をやらないことが非常識どころか非国民みたいな風潮が、
日本中の出版社やアニメメーカーにあると思います。
実際、なろうは他のジャンルよりも数字を稼ぐことができます。
漫画業界では、なろうのコミカライズは爆死リスクが比較的低いと言われています。
アニメにおいても、dアニメやAbemaといった配信サイトの再生回数で「なろう」はトップクラスの数字をいつも叩き出しています。
そんな「なろう」の盛況に、ラノベ業界に参入していなかった漫画業界の出版社も黙っていませんでした。
双葉社はなろうビジネスのためにモンスター文庫というラノベレーベル作って参入したし、
秋田書店や竹書房、少年画報社だって代表作がないけど一応やってはいるんですよ。
集英社はラノベのダッシュエックス文庫で普通にやっています。
しかも、なろうと組んで小説大賞をやっているんですよね。
そんな中、過去にアニメ化した作品があって、
なおかつ、なろうの書籍化やコミカライズを一切やったことがない漫画業界の出版社があります。
それは芳文社です。
芳文社って一番の負け組ですよね。
アニメ市場が巨大化していって制作本数が増え続けているにも関わらず、
きららアニメはどんどん減っていき、ついにはアニメ化がなくなって1年以上が経過しています。
つまり、きららはアニメメーカーからは完全に見放されており、
落ちるところまで落ちるまで待つしかない状況と言ってもいいでしょう。
2022年に「ぼっち・ざ・ろっく!」が大ヒットしましたが、それがきららを救済するとは全く思えません。
1作だけでアニメメーカーが持つきららに対する最悪級の印象はそう簡単に払拭されませんよ。
さすがに、芳文社も危機感を覚えているのか、
COMIC FUZを立ち上げてオタク向け作品の作風を広げようとしていますが、
うまくいっていない印象ですね。
実際、初のアニメ化作品「Lv1魔王とワンルーム勇者」も鳴かず飛ばずでしたし。
そんな芳文社にとって「なろう」は救世主になると思います。
数字が稼げるのに何でやらないのでしょうかね。
変なプライド持っているか、なろう作家に唾棄されているか、資金がろくにないかのどれかかだと思います。
この会社は漫画の出版しかやったことがないという言い訳をしそうですが、
書籍化なしでコミカライズして大成功した「シャングリラ・フロンティア」という例があるから通用しません。
いせスマが放送されて7年経とうとしているんですよ。
その頃から量産型なろうは批判こそ多いですが、
配信サイトの再生数は相変わらず多くてボロ儲けできるから、当面の間は量産が続いていくでしょう。
もはや、なろう系は一過性のブームではなくて、王道中の王道なんですよ。
王道である以上、その先10年20年どころか3000年は安泰だと思います。
漫画業界の人なら、なろうを読むなり、ブルーアーカイブをプレイするなり、
漫画読者(アニメ視聴者)のボリューム層といえるオタクや弱者男性への媚び方をきちんと勉強して、
アップデートできないと自分の会社が帝国データバンクに載ってしまいますよ。
418 :1 :2024/06/12(水) 17:38:51.32 ID:NfL2awW70.net
>>410
仰るとおり人間関係的に近しい会社って感じ
最初はアルボとクラウドハーツってスタジオ共有してたしね。その後それぞれ移転したけど。
>>411
人によるとしか言いようが無いが、
まあ一般論として、クリエイターは40代くらいが一番脂が乗ってて、
60超えてくるとさすがに劣化が気になりだすイメージなことを考えると
監督として旗振りが出来るのはまあ60代半ばくらいまでが限界な人が多いのではないだろうか
70代、80代に監督させるのは、もうちょい下の世代の助監督・副監督が実務を担う(=介護する)前提になってくるイメージ。
実際、60代くらいまではキレキレのコンテ描く人もたくさん居るんだが
70代の人のコンテとかはやっぱさすがに厳しいなーって思うことが多いね。
168 :名も無き被検体774号+:2024/03/27(水) 15:55:03.24 ID:Re8o7AM50.net
すみません アニメ関係ではなく一般常識の話になってしまうと思うのですが、アニメーターさんのフリーランス(無所属)とフリーランス(スタジオ所属)の違いを教えていただきたいです、、。(NAFCAのアニメ業界実態調査を読んでの質問です。)
587 :名も無き被検体774号+:2024/07/20(土) 22:37:06.47 ID:LwTxWHcm0.net
最近、アベマ先行や独占配信のタイトルが増加傾向のように思います。他の配信サービスと比較して、多めに制作費が貰えたりするのでしょうか?
247 :名も無き被検体774号+:2024/04/24(水) 02:34:28.29 ID:BwVALoS70.net
EMTがM監督を起用した経緯を知りたいね、現場を破壊する人とよくやるなぁー赤字なんじゃないかな?
224 :1 :2024/04/13(土) 13:18:55.73 ID:zJEA2Gzt0.net
>>211
アクションディレクターとかってクレジットされる人が、
シーンの設計からラフ原まで一人でまるごと担当するみたいなやり方はチラホラあるね
その人にしか描けないシーンだからしょうがないというか、理にかなってるというか…。
仰るとおり特殊な作り方だし、個人のスキルに依存する作り方ではある。
297 :1 :2024/05/08(水) 02:31:47.28 ID:9wKAVV+I0.net
>>288
1個俺が思う要素として
相対的に実写邦画映画が弱ったことが大きいと思う。
テレビ業界が映画業界を殺した後に芸能事務所と癒着するという最悪のムーブをかましたおかげで、
実写業界がある意味勝手に腐ってくれたので
売れる邦画がなくなったおかげで、その分アニメ映画に座席数が回ってきたってのが
ナイスアシストになってるんじゃないかなぁ…。
80 :1 :2024/03/05(火) 09:57:34.19 ID:/XZC7GFO0.net
>>75
ああでも
去年金沢の美術館でやってた「アニメ背景美術に描かれた都市」は見に行ったけど
そこで職員の人が、他の展示と比べて圧倒的にお客さん入ったって喜んでたから、
目立たないだけでアニメ美術に注目してる人は実は居るんじゃないかなと思うわ
333 :1 :2024/05/17(金) 06:03:32.42 ID:GPWFanb00.net
>>325
まあアニメーターみたいな仕事に関しては、最初から安定を求めてもしょうがない職業だとは思うので
判っていて納得して働くなら悪い条件じゃないと思うけどね
>>326
一般の視聴者が見て違和感を覚えない程度なら大丈夫ってイメージでリテイク出してる。
具体的に言うと
脳内でキャプ画が5chの実況スレやTwitterに貼られてる光景を想像するのよ
で、一般人っぽい人が「作画おかしくね?」って言ってる光景が想像できたらNGって感じ…w
>>327
戦略的に自己プロデュースしてる人で、営業力がすごく高い人って感じ
演出家としての基礎能力ももちろんあるとは思うんだけど、
企画を積極的にいろんなプロデューサーに持ち込んだりとかしてるのを見てたし、
アニメーターにもどんどん自分から声をかけて人脈を増やしていたので、それなりに有名人だと思う
凄いなーと思って見てたわ
517 :名も無き被検体774号+:2024/07/06(土) 19:25:45.93 ID:zl0a9suz0.net
306 :1 :2024/05/12(日) 16:25:42.80 ID:9G94/lXd0.net
>>300
一発で分析・言語化するってのは難しいと思うよ。俺もそんなこと出来ない。
でも、良い作品って「なんか良かった」「なんか面白かった」みたいな、感じ入る部分はあると思うんだよ。
それに気付いたら、じゃあなんでそう思ったんだろうって巻き戻して複数回見たりする。
割と俺自身はそんな感じで、広く浅く見るんじゃなくて、
ピンときた作品を狭く深く分析するような見方のほうが多いかな。
465 :名も無き被検体774号+:2024/06/21(金) 15:51:17.16 ID:s2OSK64v0.net
今後この人、売れるだろうな…
って監督の方っていますか?
助監督や副監督の方を、含めてもかまわないので
注目している方を、教えていただきたいです。
105 :87:2024/03/12(火) 00:03:28.30 ID:0gKD23r80.net
>>94
「自由」についての解説、ありがとうございます。
声優さんの時間軸に対する縛りのきつさ、アニメーターのセンスを発揮できる部分について、
それぞれ認識を改めることができました。
「だいたい同じくらい」という感覚も納得です。
238 :1 :2024/04/21(日) 13:20:01.31 ID:kp59KqyL0.net
>>216
うーん、間違いじゃないんだけど、ちょっと違うかなー…
ソニーPCLや、イマジカ、クープ(旧キューテック)、グッドジョブ東京といったポスプロ会社が
エンディングでは必ずクレジットされてると思うんだけど、
「オンライン編集」もしくは「フォーマット編集」という役割を担当してる。
クレジット上は↑の呼ばれ方なんだけど、業界内では広く「ビデオ編集(通称V編)」と呼ばれてる。
ここはクリエイティブな判断をするところではなくて、
イメージ的には、最終的に納品する形式にエンコードして梱包するのと、
製品規格・仕様に準じているかを最終検査するってのがお仕事だと思ってくれ。
実は、テレビで放送したり、映画館で上映したりする映像には、
それぞれ細かい仕様規定があるのよ。
たとえば画面の輝度の許容範囲とか、明滅の回数の制限とか、音量にも詳しい基準があって、
それらに合致しているかを測定して検査する。
その上で、仮に仕様から外れている映像があった場合は、基準に収まるよう調整したりはする。
そして最終的に、各放送局や映画館、配信サイトの納入規定に則った形式に変換・書き出しを行うところまでを担当してる。
なので、明るさやコントラスト、色味などを、演出的な意味で良くするために調整する
いわゆる「カラーグレーディング」や「(映画業界用語の)タイミング」をしているわけではない。
ここがいわゆる最終確認の場になるので、
メーカー(クライアント)側プロデューサーと制作プロデューサー、
あと監督もこのオンライン編集会場に集まって、最終確認をいっしょにやる。
あとは、エンドロールの名前を打ち込んだりするのはこのオンライン編集会場になる。
613 :名も無き被検体774号+:2024/08/01(木) 12:36:44.73 ID:Dxkp2s9e0.net
うわ…作監打ちから2ヶ月も待たされたアニメ、監督が全部直す系のアニメだ、ダル
という、つぶやきを見たのですが
監督が全部直す系というのは、所謂宮崎駿監督的な制作方針という事でしょうか?
全部直すという言葉は、どこまでを指しているのでしょうか。
75 :名も無き被検体774号+:2024/03/04(月) 16:15:08.56 ID:C9n5Aalx0.net
スタッフの知名度に関する、内部と外部の温度差に関して伺いたいです。
ファンの間で、アニメーターの方が有名になる事はありますが、一方で背景美術の方があまり有名にならない理由は何でしょうか?
勿論山本二三さん、男鹿和雄さん等、優秀かつ知名度のある方も居ますし、
私たちファンが認知していないだけで、業界内では有名な方が居る事も理解しますが
アニメファンの中での知名度という面のみで、見るとどうしても認知されていない印象です。
この、業種による知名度の違いの理由は何なんでしょうか。
82 :1 :2024/03/05(火) 10:41:01.84 ID:/XZC7GFO0.net
>>81
リトルウィッチアカデミアやデスビリヤードが作られたアニメミライ2013の監督って
千明孝一、吉成曜、吉原達矢、立川譲の4人で錚々たる面子なんだが
千明さんや吉成さんを税金アニメの監督に据えて「若手育成」とは片腹痛い
いずれにしろ4人とも、一般市民の血税を注ぎ込まないと監督になれなかった人達ではないと思うんだよね。
まあ当時まだ吉原達矢・立川譲のお二人は若手といって差し支えないと思うし、これでチャンスを得たのは確かだと思うのだが
AJA時代以降は、いよいよベテラン監督が片手間で作ったような箸にも棒にもかからないアニメばかりになってしまった
(表向き新人が監督してる作品も、名義だけ若手の名前にして監督料はおじいちゃんに払ってるケースを知ってる)
389 :1 ◆hEpdoZ.tHU :2024/06/03(月) 09:58:35.11 ID:gSIYHFb90.net
>>383
基本全レスしますよ
>>384
鬼滅がどうだったのかは知らないが、
普通であればこういうローカライズにかかるコストは海外側で権利を買った会社が修正費用を払う
字幕を付けたり吹き替えを作ったりするのと同じ扱いだね。
ufotable側としてはどうかという話だけど、
監督やキャラデザなどのメインスタッフを稼働させたくないというのはその通りだと思うんだが、
イヤリングや背景などの軽微な修正については、
手空きのスタッフが片手間でやれる範囲ではあるので、
ちゃんとお金が出て、極端な短納期とかでなければ、別に嫌ではないと思うよ。
あらかじめ海外向けの規制で、制作前から「この描写については差し替えがあります」と言われている作品なんかは
最初からそれを前提に海外版と国内版の2パターン制作することもある。
これは俺も経験がある。
162 :名も無き被検体774号+:2024/03/25(月) 22:24:04.75 ID:r1xCBRFI0.net
『雑談→バックパックバトル
→ちいかま(嫁)とAPEX
→DBZカカロットDLC(バーダック編)
SOLID STATE SCOUTER』
ttps://iplogger.info/2Tk4H7.tv
149 :1 :2024/03/23(土) 23:53:58.71 ID:jQUMCjGO0.net
>>136
それは「作監が大幅に描き直さないと使えないレイアウトが沢山上がって来るという事」ではあるんだが、
そんな使えないレイアウトしか描けない人に何故頼んでいるのかについては、「システム上の問題」と言ってもいいのかもしれない
>>137
この人のツイート、言ってることがかなり極端というか、
一事が万事といった感じで語るので、話半分に聞いた方がいいよ
スタジオ増えすぎの弊害みたいに語ってるけど
アニメ会社が増えたからとか関係無いどころか、
むしろ逆に景気が良くて案件がいっぱい回ってるから会社が増えてるってのもあるので、
別にいくら会社が増えようが倒産するところとは関係ないでしょ。
そりゃもちろん、ろくに未来を見据えて経営してないその日暮らしの零細が多いので
潰れるところは一定確率であるだろうけど、
そんなもん今に限った話じゃ無いし、
むしろアニメ不振だった2000年代とかのほうが阿鼻叫喚だったと思うけどね。
…ただし、俺も今季放送中の某元請けスタジオで、
経営不振からか下請けへの支払いが遅れだしてる会社があるというのは噂として聞いてる。
ツイート主もその話を聞いてなにか一丁嚙みしたかっただけだと思うぜw
>>138
まあ集英社案件とかは、受注できれば黒確定みたいな予算規模の作品が多いから
ちょっと持ち出してでも受注したいプロデューサーの意向も理解できる
あくまでリターンが見込めるからコンペに出るのであって
そこは期待値(見込み受注額×見込み受注率)がペイするという判断でやってるわけだから
ぜんぜんアリだと思うけどね
ただジャンプ作品神話みたいなのも、売れ線原作が一周したあたりで徐々に熱が冷めると思うので
原作一本にハイエナのように製作・制作が群がる状況は長くは続かないと俺も思ってる
403 :名も無き被検体774号+:2024/06/07(金) 23:03:02.46 ID:mTZcqBr60.net
俗に質問ですが岩澤亨さんと長澤礼子さんが夫婦というのは業界的によく知られてたんでしょうか?
188 :1 :2024/03/31(日) 22:11:16.83 ID:TJAxSvC10.net
>>184
話題にはなったけど、知らんところで外人が勝手にやってる賞でしかないから、権威があるかというと…。
何年も続いたらもうちょい権威がついてくるのかもしれんな。
特別報酬っていうけど、その金の出所はどこになるんだよw
無い金が払われることは無い。
>>185
まったく聞かないな。
てかティザーが出ただけで話題になる作品なんか無いよ。みんな自分の関わってる作品のことで頭がいっぱいだから。
493 :1 :2024/06/28(金) 09:59:41.69 ID:dHX7AtqZ0.net
>>492
何が作りたいかや、どう作りたいか、目指すクオリティラインがどこかによって
コスト評価というのは変わってくる。
単純に予算や手間の低減という意味で考えると、
ぶっちゃけ何もCGなどは作らず、普通に背景を下請けに発注するのが一番安上がりではある。
従って単純に予算の低減効果という意味だけで言えば、手描きのほうがぜんぜん安いと思う。
ただ、3Dレイアウトの出力などを社内で行えれば、
構図の微調整など、演出意図の反映をやりやすくする効果があるし、
社内で試行錯誤しながら作りたいなど、外注には頼みづらい使い方をする場合などは、内製でやるしかない。
試行錯誤のプロセス全てに外注を付き合わせることも出来るが、
そうすると工数が爆発的に増加してとんでもないコストがかかるので、
それと比べれば予算を安く抑えられたという言い方も出来る。
また、手描き背景の場合においても、
何でも良いなら安く上がるが、クオリティを高めようとしていくと、コストも手間もかかっていく。
いずれにしても、最終的にどんな映像にしたいかや、求めるクオリティによってコストも変わってくるので、
単純に手描きとCGを比較してどっちが安いみたいな議論は無意味。
フェラーリが必要なところに軽自動車持っていって「コスト削減できました」というわけにはいかないのと同じで、
最終的に作りたい画面などから総合的な判断としてCGを利用したりするということだね
605 :名も無き被検体774号+:2024/07/29(月) 01:24:52.77 ID:5sLFmd/X0.net
>>604
誤
年でれヒロインが消えた理由や、確かにバブ味なるもの~
正
ツンデレヒロインが消えた理由、確かにバブ味なるもの~
投稿してから気づきました。
失礼しました。
52 :1 ◆hEpdoZ.tHU :2024/03/02(土) 16:23:44.32 ID:KUsImAU10.net
>>47
仰るとおり。
ただまあ誤解しちゃいけないのは
NAFCAの提言でも、本数制限よりも前段に、「人材育成支援に公金を」という項目が来ているほか、
『(参考)具体的な人材育成施策の提案』という、具体的な提案の部分では、
ほとんど人材育成に対して支援金が欲しいという主張でほぼ占められているので、
NAFCA自身もそうだと思ってると思う。
問題点としてはこのスレ上でも書いた通りだが
既に『専門学校』という存在があって、アニメーション学科のある学校だけでも
日本全国に豊富にあるのに、
どうしてそこでは人材育成の役割を担えていないのか、今後も担えないのかについて
一切の研究や反省がないことだと思う。
専門学校は設置・認可時に国が体制やカリキュラムを審査しているはずで、
人材育成の役割を担うとすればまずは専門学校だというのが当然の考えではないだろうか?
ただ、俺自身も何度も繰り返しているとおり
現状のアニメ系の専門学校はほとんど教育機関としては機能しておらず、
学生から学費を巻き上げるだけの社会悪と成り果てていると思っている。
NAFCAもそれに気付いているからこそ、
「専門学校では質の低い教育しか出来ないので、業界に近いところで検定や人材育成を実施すべき」と
言い出してるわけだが……
国が審査・許可した専門学校ですらまともな教育が出来てないのに、
適当に業界人や制作会社が設置した私設塾や私設検定なら、
専門学校よりも高度な教育が出来るというのはちょっと見積もりが甘すぎるし、
むしろ専門学校のような設置基準がない分、
経営悪化などで学生が残存しているのに塾を畳んだり、学費だけ取ってるのに適切な指導が受けられない等、
無法地帯化する恐れも大きいと思う。
また、業界に近いところでやる副作用として、
たとえばその育成塾が設置されているスタジオの偽装請負の温床になったり、
そこに公金を投入することで、特定のスタジオだけを利する結果になったりする恐れもある。
公金の投入ということであれば、公平/公正に行う必要があるはずだし、
下手なことをすればさらなる教育体制の崩壊や、巻き込まれて不幸な目に遭う学生や新人を生み出しかねないので、
そこはもっとしっかり考えるべきだと思う。
178 :1 :2024/03/29(金) 23:55:04.39 ID:h9zohZpx0NIKU.net
>>169
調査だけでは変わることはない。
NAFCAとしてはこの結果を基に前のパブコメのような形で意見表明をして、
行政に動いて貰いたいということなのだろうが、
しかし行政は法律がなければほとんど動けないと思うので、
現実的には、NAFCAがどれだけ騒ごうと、業界団体側(AJA)が動かないことには現場が変わることはないと思う。
NAFCAがAJAと団体交渉しはじめたら本当になにか変わるかもしれないけど、
そういう動きは今のところ見える範囲では無さそうだからね。
先のパブコメの際にさんざん言わしてもらったけど
NAFCA自体のビジョンにもかなり歪みがあるっぽいので、そこは不安要素なんだよなぁ…。
>>175
身も蓋もないことを言ってしまうと、
監督になるというだけならそれほど凄いことでは無いっすね、別に
結局、凄いのは「売れる監督」「めちゃくちゃ面白い作品を作れる監督」であって
世の中の大半は「まあまあ記憶に残らない程度に普通のアニメを作って消えていく監督」でしかないので。
この「普通にアニメを作って消えていく監督」になるだけなら、正直そんなに立派な仕事じゃない
アニメの予算って1クール4億円とかだけど、まあ言っちゃえば総予算4億円程度の安いプロジェクトですよ
そこらのマンションの建築現場とかのほうがプロジェクト予算かかってるでしょ
そう考えたら責任の重さはマンションの建築士のほうが重いわけで。
なので、ぜんぜんジャンプで連載取るほうが凄いことだと思いますよ。
監督という仕事が誰でも勤まるのかというとそんなことは無いと思うんだが
適正のある奴が順当に頑張ってたら監督自体にはだいたいなれる。
ただその先で「めちゃめちゃ面白い作品を作る」ことが出来るかは、本人の才能と時の運も絡む。